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井 伊 美 術 館
当館は日本唯一の甲冑武具・史料考証専門の美術館です。
平成29年度大河ドラマ「おんな城主 井伊直虎」の主人公直虎とされた人物、徳川四天王の筆頭井伊直政の直系後裔が運営しています。歴史と武具の本格派が集う美術館です。
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※当館展示の刀剣類等は銃刀法に遵法し、全て正真の刀剣登録証が添付されている事を確認済みです。
前田利家
井伊美術館特選ギャラリー
萌葱糸威二枚胴慶長元年(一五九六)八月十二日に召抱えられた津田重久が拝領したもの。津田家は代々管領細川家に仕えていたが、重久の時足利義昭に属し、のちの明智光秀、秀吉にそれぞれ仕えて九州征伐以後関白秀次の御馬頭を務め、文禄四年(一五九五)秀次没後、利長に召し出された。大聖寺攻撃では首一級を討取り、さらに鉄砲で大股を負傷しながらも落馬せずに戦った。この功績により新参者ながら大聖寺城番を務め、知行五千五百石を禄した。この胴は本伊予札を萌葱糸で威したもので全体に金箔を押すなど、桃山時代の特徴をよくあらわしている。 (寄託調査品) | 采幣前田利家所用 | 軍扇前田利家所用 |
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