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井 伊 美 術 館
当館は日本唯一の甲冑武具・史料考証専門の美術館です。
平成29年度大河ドラマ「おんな城主 井伊直虎」の主人公直虎とされた人物、徳川四天王の筆頭井伊直政の直系後裔が運営しています。歴史と武具の本格派が集う美術館です。
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※当館展示の刀剣類等は銃刀法に遵法し、全て正真の刀剣登録証が添付されている事を確認済みです。
松平忠直
井伊美術館特選ギャラリー
緋威五枚胴具足松平忠直が大坂の陣に着用した具足で、兜鉢裏にその由緒を記した貼紙がある。兜も胴も全てが厚手に作られた大変重量のある具足で、鉄炮の試射をして堅牢性を確認してから着領されたものである。 兜と胴に越前の甲冑師長曽祢利光の作銘が刻されている。利光作の一領揃いの甲冑は現在のところ本品のみである。 (調査寄託品) | 葵紋入佩刀虎徹はもと越前の甲冑師であったが、中年から刀工に転じたとされる。本刀は初ぶ(後、少し摺り上げ)の無銘であるが、これは持主の身分を考慮して当初から銘を入れてないものである(辻本直男『葵紋孝』)。 同様の彫刻をした虎徹在銘の短刀が存する。虎徹の作品としては最初期に属するもので、松平忠直晩年の佩刀であったと推察される。 (調査寄託品) | 松平忠直像 |
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