top of page

​松平忠直

井伊美術館特選ギャラリー​

緋威五枚胴具足

緋威五枚胴具足

松平忠直が大坂の陣に着用した具足で、兜鉢裏にその由緒を記した貼紙がある。兜も胴も全てが厚手に作られた大変重量のある具足で、鉄炮の試射をして堅牢性を確認してから着領されたものである。  兜と胴に越前の甲冑師長曽祢利光の作銘が刻されている。利光作の一領揃いの甲冑は現在のところ本品のみである。 (調査寄託品)

葵紋入佩刀

葵紋入佩刀

虎徹はもと越前の甲冑師であったが、中年から刀工に転じたとされる。本刀は初ぶ(後、少し摺り上げ)の無銘であるが、これは持主の身分を考慮して当初から銘を入れてないものである(辻本直男『葵紋孝』)。  同様の彫刻をした虎徹在銘の短刀が存する。虎徹の作品としては最初期に属するもので、松平忠直晩年の佩刀であったと推察される。 (調査寄託品)

松平忠直像

松平忠直像

© 2020 井伊美術館 All rights reserved

京都市東山区花見小路四条下ル4丁目小松町564  TEL 075-525-3921  FAX 075-531-5121

 

C)井伊美術館
当サイトにおけるすべての写真・文章等の著作権・版権は井伊美術館に属します。コピーなどの無断複製は著作権法上での例外を除き禁じられています。本サイトのコンテンツを代行業者などの第三者に依頼して複製することは、たとえ個人や家庭内での利用であっても著作権法上認められていません。
*当サイト内において、「館蔵品」ないし「調査預託品」と明記されている品以外については、全て館長が外部にて撮影・収集した研究写真史料です。
 預託品の写真類掲載ならびに研究用写真史料についても、その処置を当館が一括委任されています。
 無断で使用・転載することを固く禁止します
*当サイト上における当館寄託品等の写真を無断で転用し、架空の売買に利用する人がいるようです。
 インターネットを介した取引の際には十分御注意下さい。
*動作環境、スマートフォン及び携帯電話からの閲覧ではレイアウトが崩れる場合があります。

◆おしらせ
・甲冑武具関係歴史文書史料類考証鑑定致します。

  くわしくは当館までお尋ね下さい。

 (場合によってはお受けできないことがあります。)
・当館では手紙・文書・メールによる一方的な質問等にはお答えできませんので
 宜しく御了承下さい。

bottom of page